2012年5月30日水曜日

失敗や失態に面と向かわないあなたは必ず失敗する!

企業風土や体質の実態において

1)社会状況や時代背景などを見ようとしない

組織が内部調整や上の意向ばかりを
気にするようになりますと、
「トップの意を忠実に実行することこそが、自分の仕事」
とばかりに、会社の内側だけを見て仕事をする場合が
多いことが挙げられます。
そのため、時代や社会がどのような製品やサービスを
求めているのか、などといった認識に欠けてしまい、
企業の本来の目的や使命といったものが
薄れる弊害が挙げられます。
また経営トップや社員に至るまで、
目的意識や危機感といったものが
薄れやすくなるのも、大きな特徴です。


2)原因の検証よりも責任追及が顕著になる

上意下達の組織の弊害として、
業績を上げることばかりが求められますと、
掛け声だけで実際に実現不可能な業績目標を立ててしまい、
それが達成できなくなると
下方修正する繰り返しとなってしまう。
そのため、実現性よりも派手な目標を掲げることや、
実際の社員の評価も気合いと意気込みといった形で
迎合する者が評価され、逆に市場環境に対して慎重な見方を
する社員への責任追及が行き及んでしまう、
といった形ですと十分な力を発揮できなくなる。
こうした組織ですと、建前と馬力と
迎合ばかりがはびこる組織となってしまい、
常にきれいごとだけの組織となってしまいます。

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