2012年5月30日水曜日

個人間だけではない企業間でも問題視されている○差

個人だけではなく、企業の業績の回復具合について

個人の社会格差の問題だけではなく、
企業間でも単純に大企業と中小企業の格差・といったものが
言われていますが、逆に中小企業でも好調な会社もありますし、
大企業でも伸び悩んでいるところも少なくありません。

こうした背景と理由については、企業の成長には2種類あり、
(1)景気が良くなり、経済成長によって市場のパイが
大きくなったために、成長したといえるもの。
(2)自社の企業努力によって成長したもの。


このうち、現在の時点で過去最大の経常利益を計上した
企業の多くは、「集中と選択」や輸出ドライブなどといった、
(2)の企業努力によるところが大きいものです。

同じ企業の発展でも、
90年までのように右肩上がりの時代では、
あまり差異がわかりませんでしたが、
単純に市場のパイが拡大した恩恵と、
自社の企業努力による成長では、
内容や性格が全く異なりますので、
論点の整理と確認がまずは必要でしょう。
こうした背景によって、
取り得る行動・戦略が全く異なってくるのも
言うまでもありませんので、注意が必要です。

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